第16回呼吸機能イメージング研究会学術集会
大会長 岩澤 多恵
神奈川県立循環器呼吸器病センター 副院長
このたび第16回呼吸機能イメージング研究会学術集会を2026年1月23日(金)24日(土)に、横浜のランドマークホールにて開催させて頂く運びとなりました。
本研究会は、最新の呼吸機能イメージングによる様々な呼吸器疾患の病態解析、診断および治療に関する研究の促進、知識の普及、学術の発展を図り、呼吸器疾患患者に寄与することを目的に、平成21年に設立されました。呼吸器内科、呼吸器外科だけでなく、放射線科、理工学系など多岐に渡る研究者で構成されている研究会です。
皆様ご存じのように、この20年あまり、AIをはじめ工学系の進歩は著しいものがあります。また、preCOPD, ILAなど、画像所見をもとにした新たな疾患概念も提案されており、呼吸器疾患において、呼吸機能イメージングはさらに重要な分野となっております。 今回の学術集会は、テーマを「Beyond the Visualization of Respiration」とさせていただきました。臨床の現場からは、現状の課題をご提示いただき、基礎の分野からは、最新の知見をご提示いただいて、多角的な視点から、議論が深まればと考えております。
例年同様に、コアセッションを中心に、ポスターセッション、ランチョンセミナー、イブニングセミナー等を企画しております。これからこの分野を始めたい若手向けのセミナーも企画しております。現在こんな問題がある、こんな解析ができたらいいな、こんな方法開発しましたけど何かに使えますかといった提案型の演題も募集しております。一般演題も多く先生方のご参加を期待しております。
横浜で、新しい知見を共有し、患者さんへの貢献を目指し、実り多い学びの場となるよう、事務局一同鋭意準備して参ります。多くの皆様からの演題ならびにご参加を心よりお待ち申し上げております。